【研究】 性格 と 研究向き不向き ~人生順風満帆タイプの落とし穴~

当たり前ですが、世の中色んな性格の人がいます。研究向きの性格というものも存在します。そこで今回は「性格」が研究の進み具合にどう影響を与えるか考察しようと思います。

まずは私のタイプ。「人生順風満帆タイプ」。

 

人生順風満帆タイプは今までの人生で大きな挫折(浪人とか、部活でベンチとか、追試とか、絶望的にモテないとか)を経験することなく研究室配属を迎えたタイプを指します。なので、性格というよりは人生の型 と言ったほうが正確かもしれませんね。

 

従ってこのタイプからも細分化できて、「体育会系順風満帆タイプ」や「クラスの人気者系順風満帆タイプ」など、色々あると思いますが、一括りに「人生が順風満帆だった人」が陥りやすい落とし穴を紹介しようと思います。

 

 

このタイプはドツボにはまると、研究が全く進まず、鬱になり、大学を辞めるパターンすらあり得ます。私もギリギリのところでした。

 

というのも、人生でほとんど失敗したことがないもんだから「研究も俺の手にかかれば余裕でしょ」という軽い気持ちでよく吟味せずに研究室を選び、そして甘い覚悟で研究生活に取り掛かるからです。。

 

 

そして気づきます。

研究が全く進まない…!

 

そうなんです。研究ってすっごく難しいんです。

地味で地道で全然進まないんです。

 

配属されるや否や大きな失敗なく、挫折もなく、サクサクと進んでしまうような研究であれば、それは相当簡単なテーマ(やる意義のないイケてないテーマ)だと思います。「一握りの天才ならサクサク進むんじゃないの?」と思うかもしれませんが、そんな訳ありません。アインシュタインダーウィンもみんな相当な数の失敗の上に輝かしい成果があります。トライ&エラーの上に成り立っています。

 

 

なので、現在相当苦労して、全然研究が進まなくて、指導教員からプレッシャーかけられて、人生で初めて心が押しつぶされそうな人は、そこを理解しましょう。

 

あなたの研究能力が低いのではありません。

あなたは今までの人生を順風満帆にクリアしてきた、能力と運のある人です。

いつか研究の突破口が見えます。

いつか「研究の進め方」というものが自分の中で確立される時が来ます。

 

それまで、どうか自分を蔑まないように。研究生活が軌道に乗るまでには個人差がありますが、誰にでもいつか研究が軌道に乗る時が来ます。来る日も来る日も研究と向き合っていれば当然その瞬間が来ます。それまでは毎朝鬱かもしれませんが。。

 

人生初めての挫折を乗り越えたあと、新しい景色が見えるはずです。

 

I'm doing decently
Just glad that I can breathe, yeah
きちんとやってるんだ
息ができていることにただ感謝している
 
I'm trying to realize
It's alright to not be fine on your own
気づこうとしてるんだ
一人でいることがつらいと思っても大丈夫
 
Now I'm shaking, drinking all this coffee
These last few weeks have been exhausting
これだけのコーヒーを飲みながら震えている
ここ数週間は本当に疲れた
 
~ Jeremy Zucker - comethru ~

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